こんにちは
まず、補正等についての補足ですが
「TOOL CALL」の工具交換するコマンドに、長補正や径補正の値を入れる事が出来ます
「TOOL CALL 4 DL+0.02 DR+0.03」みたいな感じです
最終的には、ここで指定した補正値+ツールテーブルの値 で補正する事になります
したがって、同じ工具で補正値を変更させたい場合、前述の小数点での工具指令で補正値を変化させる場合と
「TOOL CALL」で工具交換するごとに、補正値を変えることもできます
で・・このツールテーブルですが、基本的には現在あるテーブルを変更する形です
工具長さ「L」や工具半径「R」などは、国産機同様、自動工具長システムがあれば
自動で直接入力されますし、もちろん、手動で入力する事も可能です
その後、国産機のD補正などの登録と同様に工具径補正や工具長補正を手動で追加するのが通常ですね
ただ、このテーブルはNCデータから読み書きできるコマンドをハイデンハイン言語は持っていいます
したがって、NCプログラムから直接入力させたり、現在の値を調整したりする事もできます
ただ、「NAME」項目には、必要ならば、ENDMILL12 などのように、適当な英数字文字を入力できるのですが
これを、NCプログラムから行う方法がわかりません
もし、ご存じの方いらっしゃったら、教えてください
さらにこのテーブルは、テキストファイルとして、パソコンと入出力できます
したがって、パソコンのソフト(エクセルなど)で、このテーブルを作成するプログラムを用意すれば
加工手順書などから、直接このツールテーブルを作成する事も可能ですね・・・たぶん(^^ゞ