かみさんのノートPCを、Windows10にするため新しくしたので、残った古いノートPCで、このサイトのミラーサイトを作ってみようと思います。
せっかくなので「CentOS 8」をインストールしてみる事に・・・
480GB のSSDが6000円だったので、HDDも変更しました。
インストール
インストール自体はcentOS7とそれほど変わっていないようですが、結局いろいろあったので、覚書として残しておこうと思います。
まずはISOイメージのファイルサイズが大きくなったようで、通常のDVDメディアには書き込めません。
この段階からネットのお世話になりました。
ISOファイルをダウンロード
まずは公式サイト の「CentOS Linux DVD ISO」のリンクリストの適当なミラーサイトから、ISOイメージを「CentOS-8.1.1911-x86_64-dvd1.iso」をダウンロード。
7Gbあるので、二層式のDVDか、USBブートが可能な機種であればUSBが面倒ないし速いので有利です。
私の、ノートPCは、 USBブート できそうだったので、USBからインストールしました。
USBブートドライブを作成
USBブートドライブは、「Rufus」と言うソフトで作成できそうです。
特にトラブルなく、簡単に作成できました。
USBから起動するように設定
デフォルトでは、USB起動は無効になっている場合もあります。
BIOSで起動デバイスをUSB優先に設定します。
設定方法は、機種によって違います。
私の機種は、「HP Pavilion dv6」という機種ですが、「F10」キーでBIOS設定へ移行できました。
その項目で、USBを有効にしさらに立ち上がり時に「F9 Boot Device Option」⇒「Generic STRAGE DEVICE」でUSBからの起動が可能になりました。
インストール
インストールはそれほで迷わないと思います。
ただ、インストール概要で9個の項目アイコンの画面がでてきますが、
「ネットワークとホスト名」で有線・無線が利用可能であれば、ここで設定したほうが面倒なくていいです。
ただインストール後でも、「nmcli」コマンドで設定可能です。
・有線なら「Ethernet」で右上のボタンを「オン」にします
LAN側でDHCPが有効になっていれば、自動的に設定されます
無線が有効であれば、ネットワーク名で一覧が出てくるので、選択しセッキュリティキーを入力。
ここで、固定にしたい場合には、「設定」⇒「IPv4設定」から設定できます
私は固定にしたいので、メソッドを「手動」に変更し設定しました
必要あれば、左下の「ホスト名」も設定しておきます。
ホスト名も「nmcli」コマンドで変更可能です。
・日付と時刻を設定 ⇒ 「アジア」「東京」
・ネットワーク時刻⇒「ON」
NTPサーバーもここで設定しておきます。
デフォルトの「centos.pool.ntp.org」の使用チェックは外し 「 ntp.nict.jp」 を追加しました。
こちらも「chronyd」で設定できます。
・ソフトウェアの選択では、デフォルトの「サーバー(GUI使用)」。
前述のネットワーク設定などは、GUIのほうが簡単なので、GUIを選択しましたが、タイトルにある不具合が発生しました。
原因は私ではわかりませんが、「GUI」設定では、発生するようです。
インストール先は
インストールするHDDを選択⇒自動構成
以前に使用されていた場合には、メッセージダイアログがでます
⇒ 「再利用」⇒ 「すべて削除」⇒「再利用」
インストール開始
root パスワードを設定し、ここで、ユーザーを作成する事ができますが、インストール後に作成する事も可能です、
これで、インストールは自動的に始まります。
終了後、再起動すれば、「GNOME」環境が立ち上がります。
モジュラーの依存に関する問題が発生
インストール後は、「更新」や「ssh」の設定など普通に作業していましたが。
dnf list installed でインストール状態を確認しようとしたところ「モジュラー依存問題」が表示されました。
$ sudo dnf list installed | grep php モジュラーの依存に関する問題: 問題 1: conflicting requests nothing provides module(perl:5.26) needed by module perl-DBD-SQLite:1.58:8010020191114033549:073fa5fe-0.x86_64 問題 2: conflicting requests nothing provides module(perl:5.26) needed by module perl-DBI:1.641:8010020191113222731:16b3ab4d-0.x86_64
再インストール
今の状態なら、被害が少ないので、再度インストールしました。
ただ今度は、「 サーバー(GUI使用) 」ではなく、「 サーバー 」を選択しました。
GUIを使用しなければ、問題は発生しない
インストール後再度、dnf list installed を実行してみましたが、問題は発生しませんでした。
なんで???
再度、追加でGNOMEデスクトップをインストールしてみます
# dnf -y group install "Server with GUI" ・ ・ 完了しました!
すると、やっぱり警告がでますね~
モジュラーの依存に関する問題: 問題 1: conflicting requests nothing provides module(perl:5.26) needed by module perl-DBD-SQLite:1.58:8010020191114033549:073fa5fe-0.x86_64 問題 2: conflicting requests nothing provides module(perl:5.26) needed by module perl-DBI:1.641:8010020191113222731:16b3ab4d-0.x86_64
いろいろ検索してみて、やっと見つけたのが、このサイト
https://centosfaq.org/centos/yum-dnf-possible-confusion-centos-8/
症状が似ています。
成功したみたいなので、やってみました
$ sudo dnf module enable perl:5.26 ・ ・ 完了しました!
よくわかりませんが、この処理で問題点がでなくなりました。
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