FlashPrint 5「.GX」 ファイル編集ソフトを更新しました。

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3Dプリンタ

FlashPrint 「.GX」 ファイル編集ソフトを公開しましたが、

データによってはエディタ領域にうまく読み込めない現象が起きていました。

ヘッダー部分、切り分け方法ミス

調べてみると、テキスト形式のデータでないと、エディタ表示できないため
バイバリー形式のヘッダ部分を切り離す処理をしていますが、ヘッダの最後の文字の判断を間違えていました。
ヘッダー部分には、プリンタタッチパネルに画像が表示できるように、データ内に画像のデータも収めているようです。
したがって、画像によって、ヘッダ部分の長さや、文字も変わってきます。
筆者が、ヘッダー部の最後と判断する方法がうまくいっていない場合があったようです。
今回の更新では、ヘッダー終了後のG-Codeデータは先頭が、下記コードを想定しています

;machine_type:

したがって、このコードが先頭にない場合は、「Header Error」になります。
「EditorForFlashPrint5.exe」では、データ作成する時に、必ずこの先頭コードは確認しています。
現状では、手持ちの「.GX」データで、検証して問題は起きていませんが、
環境によっては今後も同じような現象がおきるかもしれません。

ヘッダのデータ容量が大きい場合の処置

ヘッダ部分には、画像データが挿入されていそうなので、画像によってはかなり大きくなる場合があるようです。
ヘッダ部分は、プログラム的に、静的文字配列を使っているため、予想よりも大きな文字数になった場合、うまく動作しなくなってしまいます。
現状では、想定文字数よりも、大きくなった場合には、メッセージを出し、強制終了させています。

G-Codeデータ容量が大きい場合の読み込み進捗表示

Adventurer3での使用で開発したので、それほどデータ容量は気にしていませんでしたが
私の環境では、10MBぐらいのデータになると、かなり読み込みが遅くなります。
読み込み時には、G-CodeデータのZ指令(高さ)なども一行ずつ確認していますが
筆者のレベルでは、そういった処理方法のプログラムがあまり高速にできていません
遅い場合のストレスとなるべく解消するため、読み込み状態を表示するようにしました。

G-Codeデータ容量が大きい場合の検索や編集

読み込みが終わると、任意文字や高さの検索やG-Code編集を行うと思いますが
この処理もデータが大きい場合、異様に遅くなる場合があります。
こちらも、C++Builderの「memoコンポーネント」を使っていますが、その処理方法がへたくそなのかもしれません。

EditorForFlashPrint5 Ver1.7 公開

いくつかのデータで検証した結果では、5Mb程度のデータであれば、それほど気にならないと思います。
それ以上になってくると、レスポンスがきになるかもしれません。
ただし、筆者が検証した限りでは、遅いだけで、データ的には正常です。

フリーソフトページから、ダウンロードできます。
ver1.7 になります。

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