【Envader】でLinuxの基礎を学習してみた

Linux (CentOS、Rocky、Ubuntu)

このサイトにも、「Linux」をカテゴリの一つとして掲載していますが、筆者自身ほとんど独学なので基礎ができていません。
参考書やネットのお世話になりながら、試行錯誤でどうにかこのサイトも自宅からインターネットへ公開できていますが、ちょっとのトラブルでひやひや、バタバタしてしまいます。
ネット検索のような、つまみ食いでなく、もう少し基礎から勉強できないかな~と思っていたところで「Envader」を見つけました。

Envader

【Envader】はITエンジニアを目指す人が対象のようですが、私のような趣味程度のじいさんでも基礎コースなら無料で学習できます。(https://envader.plus/ )

学習コース

トップページ、右上の「コース一覧」に内容が並んでいます。
「3rd STAGE」までありますが、「1st STAGE」の「Linux基礎コース」は無料で閲覧できました

「チュートリアル」から「SSHコマンドと認証」まで、27項目もあります。
各項目では、右上に「ハンズオン」というボタンがあり、無料登録する事で
実際にコマンド入力ができたり、実際に近い学習ができるようです。
登録するのに気が重い人は、そのまま読み進めるだけでも、結構分かりやすいです。
実は、筆者もまだ登録していませんが、ざっと眺めただけでも参考になってます。
まだ途中までしか学習していませんが、いままであいまいに覚えていた事が、
少しは理解できてきました。
もう少し、読み進めてから、登録してみようと思います。

file コマンド

fileコマンドは、今まで積極的に使った事がありませんでした。
拡張子にごまかされずに、「テキスト」や「画像」や「音声」など、種類も表示してくれるみたい。
Windows のGUI環境で慣れてしまうと、ファイルタイプが識別可能なソフトを導入するか、
とりあえずでは、右ボタンでの「プロパティ」で確認すると思いますが、
Windowsのプロパティでは、結局拡張子に引っ張られてしまいます。

この二つのファイルは、まったく同じファイルですが、一つのファイルは拡張子を「.png」から「.txt」へ変更したファイルです。
同じファイルなのに、プロパティでは、ファイルの種類が違っています。
これが、たぶん、Linix の「file」コマンドであればきちんと識別してくれるのだと思います

こういった所も、linux を少しでも覚えておくと、重宝するかもしれません。

シンボリックリンク

基礎コース後半には、シンボリックリンクの項目もありますね。
シンボリックシンクの記事は、以前このサイトでも紹介した事がありました

ネットワークフォルダをローカルのフォルダとして利用できないかと思った時に
「Linux」のシンボリックリンクを思い出し、Windowsでも
同様のコマンドがないか検索したところ見つけました。
現在、Fuison360の工具管理では、シンボリックリンクでは正常に機能しないみたいですが
この時は、Windowsにも実装された「MKLINK」という、コマンドが使用できました。
ショートカットでは受け付けない、ソフトウェアも、シンボリックリンクであれば、
通常ファイルとして動作する場合もあります。
Windowsでは、コマンドを利用する機会はほとんどなくなってしまいましたが
Linux体験がなかったとしたら、「MKLINK」は検索できなかったでしょう!

GUI と CUI

Windows のGUIに慣れてしまうと、CUI(Character User Interface)を利用する事はほとんどない方もいらっしゃると思いますが、上記のように使ってみると意外と重宝する事もあります。
最近はサーバー管理もGUIが主流になってきていますが、
外部からの操作などは、やはりCUIが軽くて、シンプルで便利です。
ある意味必須かもしれません。
そんな意味でも、「Envader」で基本を学習するのも、いいと思います。

Linux 基礎コースやってみた

チュートリアル

まずは、「チュートリアル」⇒「TRY」で、進め方の説明が表示されます。
この画面、右上の「コマンドを試す」をクリックすると、すごいです。

なんと、Linux ターミナルが出現します。
「ls」や「pwd」など、知ってるコマンド打ち込んでみると、ちゃんと動作しました。
最小限の環境は構築されているみたいです。
筆者もLinux に興味をもった時、参考書を購入しましたが、練習環境がなく
読むだけでは、気がめいってしまうので
とりあえず、古いPCにLinux OSをインストールする事から始めた記憶があります。
このように、クリック一つで、コマンド入力を体験できるのは、いいですね~

問題をやってみました

「問題1」をやってみました。
「CHECK」ボタンを押すだけなので、簡単ですが、なんと・・・「問題2」で詰まってしまいました。

「問題2」
Envaderの実行環境にアクセスした後に表示されたsecretの値を取得しましょう。

筆者は、この意味をよく理解できていなくて、「ターミナル画面」もみましたが
じじぃの目には、「SECRET」の行が見えなくて、「echo」コマンドを打ち込んだり
結構長い時間詰まってしまいました。
結局よ~くみると、2行目にありました。

Envaderの問題には、大きく以下の3種類があります。
CHECK問題
CHECKボタンを押すと環境の変更をシステムが検知し、正誤判定を行います。

SECRET問題
サーバー環境の中からsecretを探し、回答フォームに入力したあと、回答するボタンを押します。

TEXT問題
サーバー環境の中からとある文字を見つけ、回答フォームに入力したあと、回答するボタンを押します。

よく考えると、「チュートリアル」項目なので、回答のしかたの練習だったんですね!

動画解説

正解すると、「回答をみる」で詳細解説と「動画解説」へのリンクが表示されます。
この動画が結構いいですね。読むだけよりも理解しやすいと思います。

まとめ

Envader、基本的には「ITエンジニアの基礎学習」が目的のようですが
Linux やコマンド入力に興味ある方は、まずは体験してみてはいかがでしょう。
「解説を読む」⇒「コマンド入力を実際に操作」⇒「問題を解いてみる」⇒「動画で再勉強」
自分のペースで学習できるので、暇つぶしにゲーム感覚でやってみてもいいと思います。

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