2024年8月8日、日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生しました。
それに伴い、南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が発令されました。
筆者の住まいは、「南海トラフ想定震源域」には含まれていませんが、
「南海トラフ地震防災対策推進地域」には指定されています。
もう老人だけど、もう少し動けなくなってから、避難生活は嫌だなぁ~
などど話していたら、いつの間にかカミサンが、ポータブル電源なるのもを
ポチリとしていました。
BROWEY PN-C600
たまたま、アマゾン見てたら、安くなってたので買っちゃた~
開けてみると、電源だけでなく、ソーラーパネルも一体になった製品です。
私はポータブル電源には、ほとんど知識はなかったのですが
へぇ、とりあえず、これさえあれば、タブレットやノートPC程度の電源は自給自足できそうです。
仕様
- BMS保護モードのバッテリー仕様
- 耐水性: ある程度の耐水性がありますが、水に浸さないでください
- DCポート: 2つのDCエンドポート、アクセサリパックにはDCケーブルと10個のDC伝送ポートが含まれます
- スイッチ:押すとディスプレイに OUT DC が表示され、USB-A、USB-C、DC 出力、およびカーチャージャー出力が有効になります。もう一度押すと、DC 電源出力がオフになります。
- AC出力: 110V~60Hz、600W
☆上図には、1000Wとありますが、説明書の600Wが正しいと思います
☆筆者は50Hz地域なので、少し注意が必要ですが、だいたいの機器は両方対応してそうです。
AC出力: 定格出力600W (ピーク1200W)(最大消費電力700W)
☆ピークと最大消費電力の違いがよく分かりません
出力仕様
- DC 出力 2DC5525: 12V/10A (最大) USB出力 2USB-A:5V/3A 9V/2A 12V/1.5A
- USB C: 5V/3A 9V/3A 12V/3A 15V/3A 20V/3.25A
- AC出力: 定格出力600W (ピーク1200W)
- 正弦波出力110 V / 5.45 A
- 車の出力: 12 V/1OA (最大)
含まれるもの
シガレットからのケーブルや、DCプラグの変換器などが入っていました
動作チェック
試しに、フル充電後、家電を刺して動作確認してみました。
サーキュレーター
「AC」ボタンでタッチパネルを付けて、コンセントに刺すだけです。問題ありませんね。
接続してみると、使用中のW数が表示されるので便利です、
上写真はサーキュレータですが、ダイソンの送風機は思ったより省エネでした。
風量3レベルで、10Wぐらいです。
小型冷蔵庫
次のテスト機は2年前に購入した、アイリスオーヤマの「PRC-B092D」です。
一応、エコ仕様で、87リットルの小型機です。
・AC100V 50/60Hz 電動機:46W
接続すると、問題なく動作しました。
接続直後は、60Wぐらいで動いていましたが、一時すると「00」になり、
また「60」になるを繰り返していました。
エアコンが効いている部屋だったからか、結構「00」の時間は長かったです。
なんとなくのイメージだけで、冷蔵庫って電気喰いかと思っていたのですが、予想外でした。
白熱電球と同じくらいなんですね~
フル充電後、接続し昼間接続しっぱなしにしていましたが、普通に動いていました。
12時間経っても、まだ20%以上は残っている状態でした。
これなら、突然の停電でも、付属のソーラーパネルと別途クーラーボックスとの併用で少しは持ちこたえれるかもしれません。
ソーラーパネル:ECOFLOW 110W
一週間後ぐらい、会社から帰ると玄関に□60センチぐらいの段ボールが・・・開けてみると・・・
ソーラーパネル買ったの?
付属のパネルだと役不足だと思って追加した!
2万円台だったから・・・
メーカー違うし、取りつくの?
別のメーカーでも取りつくって書いてあったよぅ
コネクタの種類
このあたりの知識は全くないので、調べてみました。
まず、ソーラーパネルでは一般的に「MC4」と言うコネクタが使われるようです。
カミサンが購入した「EcoFlow」のパネルも、「MC4」でした。
付属ケーブルは、パネル側が「MC4」で、ポータブル電源に繋げる側は「XT60」と呼ばれているコネクタの「メス」でした。
ラジコンやドローンなどで主に使われるようです。
BROWEY PN-C600のDC Input はDCプラグだから
これじゃ、接続できないよう~!
あら?
変換ケーブル
「EcoFlow」のケーブル端は「メス」なので電源側は、「XT60」の「オス」だと思われます
購入ずみの「BROWEY」は付属の電源アダプタは「DCプラグ」でノギス測定すると「DC5521」でした。
やはり、このままでは接続できません、変換ケーブルが必要です。
変換ケーブルは、いろんなパターンが考えられますが、一番シンプルな「XT60」→「DC5521」が見つかりました。
これを途中にかませれば、接続できるはずです
延長ケーブル
「BROWEY PN-C600」付属のソーラーパネルを使うには、本体ごと太陽光にあてる事になりますが、別途パネルを利用する場合、本体は室内、パネルは外になり、置き場所も検討が必要です。
とりあえず、バルコニーに置くのがいいかな?
と考えていましたが、できれば、バルコニーへのドアは開けっ放しにはしたくないです。
これも、検索してみると、いい感じのが見つかりました。
キャンプなどの時、車のドアはなるべく閉めたいとの事だと思います
さらに、パネルはバルコニーにおいても、電源は室内階段の下に置きたいです。
延長ケーブルも探すと、いろいろありました。
ケーブルとコネクタを別々に購入して、好きな長さに自作する事もできそうですが
今回は、とりあえず「XT60 3m」の延長ケーブルを購入しました
ECOFLOW 110W → BROWEY PN-C600 接続テスト
バルコニーに、ソーラーパネルを広げ、ポータブル電源は下の階に置いて、接続しました。
各コネクト部分は問題なく接続できて、ポータブル電源も直ぐに反応して、充電を始めました。
太陽にうまく当てると、「60W」ぐらいで充電していましたが、一時するとすぐに「10W」前後になりました。
太陽光の当て方でかなり変わるようです。
頻繁にバルコニーまで確認に行くのは、面倒なので、気長に待ったほうがよさそうですね。
ECOFLOW 110Wの使い勝手
ファスナー部分にも、防水処理がされている、ケースに入っていて、丁寧な製品だと思います。
ケースに入れて6kg程度なので、片手で持てる重さです。
広げる時にも、このケースを利用できます。
ケースに付属のフックを取り付け、パネルの取り付け穴と取り付け、角度を付けて立てる事ができます
ただ、パネルは折り畳み仕様だし、ケース背面には、硬質の厚手のパーツが入ってはいますが、あくまで携帯用ケースなので慣れないと腰が弱く安定させにくいです。
室外ではこれでもいいと思いますが、自宅では簡易的にでも、別途立てかけ部品を工夫したほうが、バルコニーに置くにはいいと思っています。
ベランダにぶら下げる方法を検討してもいいかもしれませんね。
まぁ、防災に備えて、もう少しいろいろ練習してみようと思います。
Anker Solix C800 Plus
さらに今週は、台風10号がウロウロしてます。
動きがのろく、進路がなかなか定まらないので、大きな被害が懸念されています。
やっぱりポータブル電源、追加しておこうかしら!
Amazon スマイルSALE中に買っておきたい。
じゃぁ調べてみるよ。
防災目的のポータブル電源の選び方
妻のポチリから始まった、ポタ電の勉強。
ネットを飛び回り、選び方をまとめてみました。
- 1500W出力仕様
家庭内の壁コンセントは、ほぼ1500W。
1500W仕様であれば、ほとんどの家電が使用可能 - サポート体制
中国メーカーが多い。中国製が悪いのではなく、サポートの差が大きい
対応のレスポンス・日本語対応・保証期間など - 廃棄方法
メーカーの廃棄サービス確認。行政では未対応の場合がある。 - コンセント常時接続
常時接続のUPS的な使用が可能であれば、もしもの時でも100%充電されている
80%推奨などの場合、刺しっぱなしにできない。 - 重量
災害時には持ち運ぶ必要もでてくる。10Kg以内 - 充電時間
やはり速いに越したことはない。1時間以内 - ソーラーパネルとの接続
停電が長引くと、自給自足充電が必要 - LEDライト
暗闇の場合、あると便利 - 価格
条件が満足できれば、安いほうがいい。緊急でない場合セールを活用。 - 評判上位メーカー
ネットでよく出てくるメーカーが安心
Jackey Anker BLUETTI EcoFlow など?
ブログやYouTubeを参考に、上記を目安にして、機種を探してみました。
機種選定
上の項目から検索してみると、Anker Solix C1000 あたりになるかな?
ちょっと、値は張るけど・・・
Anker Solix C800 Plusがいい!
残り数点となってるし、ポール付き携帯型ライトが付属している!
確かに、携帯型ライトはちょっと魅力。
ただC800だと、上限1200W出力になるね~
でも、1200W以上の家電だとすると、200Vエアコンとか
電子レンジとか炊飯器とかケトルなどになるのかな?
まぁ、このあたりはガスコンロで代用できるかなぁ?
と言う事で、まだ興味もったばかりの初心者だし、「Anker Solix C800 Plus」にしました。
キャンプは行かないけど、ケーブルなど必要な物やソーラーパネルでの充電などで遊んでみようと思います。
とりあえず・・
今までほとんど無知でしたが、調べてみるとキャンプブームの後押しもあるのか、結構話題になっているみたいですね。
妻のポチリがきっかけでしたが、壁コンセントと家電の間にポタ電入れると消費電力が一目でわかるのがいいですね。
いままで、あまり気にしていなかったですが、エコ意識が芽生えてきた気がします。
「BROWEY PN-C600」は、パネルが付属なので停電時の備えと言うよりは、
緊急時の避難には役に立つかもしれません。
「Anker Solix C800」はまだ手元に到着していませんが、常時接続の簡易UPS的運用ができそうなのであまり気にしなくても、緊急時にも100%充電状態になっていると思います。
とりあえずスマホ充電など、たこ足コンセント的に使っていてもいいと思っています。
気が向けば、また使用感などレポートしますが、さらに進んで自宅で消費する程度のプラグインソーラーなどにも興味がでてきました。
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